2023/11/06以降のドル円の分析です。
目次
分析
ファンダメンタルズ
- 日銀政策会議にてYCC再修正が行われるも、市場での影響なし。
- FOMCでは米金利据え置きによりドル安へ。
- 雇用統計では失業率、非農業部門雇用者数、悪い数字が出る。長期金利が一気に下がりドル安傾向。
- ドル円が下がったことで日銀介入はなくなった。
テクニカル
ドル円
先週の高値を更新したが上髭を残して下落している。トレンド転換しているかどうかを見極めることが必要。
エリオット波動のA波と思われる。このまま下落トレンドになるか。一旦チャネルでの反発があるか。
チャネルでの反発が見られる。いったん上昇するのか?
日足チャネルと時間チャネルとの三角持ち合いになっている。ここを抜けた方へ動くのでそれまでは要注意。
US10Y
長期金利は低下中。ただ、このまま下がり続けるかとは思えず、チャネルの下限での抵抗がある。各指標の結果で上昇する可能性もあることを頭に置いておくこと。
DXY
日足チャネルでの反発下落。このまま下がりそうな雰囲気です。
指標
- 11/06(月) 13:10 植田総裁発言
- 11/07(火) 12:30 RBA政策金利 ※利上げの予想
- 11/09(木) 22:30 米新規失業保険申請件数
28:00 パウエルFRB議長の発言 - 11/10(金) 24:00 ミシガン大学消費者信頼感指数
予想
ドルはFOMCの利上げ据え置き、雇用統計での数字悪化によりドル安へ向かっている。 ドル円の対局はドル安・円安となってきているので、大きな動きは出にくいかもしれない。米国長期金利を確認しながら、上がったところの売りでエントリーし短期での決済を心がけていきたい。
11/07(火)にはRBAの政策金利発表があり、利上げが行われれば豪ドルの買いでエントリーしたいところ。
ドル円は、ドルと円の綱引きになってくるのでレンジ相場が多発しそうだ。要注意です。
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